スチール製装置カバー筐体

粉体塗装で美しく仕上げる!スチール製装置カバー筐体(上部ハウジングタイプ)の魅力

スチール製装置カバー筐体

制御装置や表示ユニットの外装には、構造の強度だけでなく、操作性や外観の印象も重要視される。特に装置上部に取り付けられるハウジングカバーは、視界に入りやすいため、見た目の質感と精密な仕上がりが求められる。スチール製装置カバー筐体(塗装仕上げ・上部ハウジングタイプ)は、構造の堅牢さと美観性を兼ね備えた実用的な外装部品として、多くの装置で採用されています。

◇スチール製装置カバー筐体とは?

制御盤や計測装置の上部に設置される、前面開放型のカバー筐体。モニターや操作パネルのユニットを収納できる設計で、背面には制御ユニットや電装品の固定スペースを確保。焼付塗装または粉体塗装で美しく仕上げられ、FA装置や検査機器のフレーム外装としても使用されています。

◇製品詳細

・製品名:スチール製装置カバー筐体(塗装仕上げ・上部ハウジングタイプ)
・材質:SPCC t1.6
・表面仕上げ:粉体塗装(ホワイトまたはライトグレー)
・構造要素:前面開放型/上部ハウジング構造/背面固定スペース/ねじ穴・補強板付き設計/溶接+曲げ加工による一体成形

◇特長

・滑らかな塗装面で外観品質に優れる
・粉体塗装により耐久性・防錆性が高い
・内部構造の固定や配線を想定した高い実用性
・高精度な曲げと溶接により堅牢で歪みが少ない
・装置上部への取り付けや改造にも柔軟に対応可能

◇使用例

・自動機や制御装置の上部操作パネルカバー
・分析装置や検査装置の表示ユニット収納部
・モニター付き制御盤の外装カバー
・研究設備の操作ユニット保護カバー

◇加工方法

SPCC材をレーザー切断後、高精度な曲げ加工を施し、筐体構造を形成。必要な箇所にTIG溶接やスポット溶接で補強を加えた後、粉体塗装により表面を均一に仕上げます。ねじ穴や補強板の配置も精密に調整され、組み付け精度の高い製品として完成です。

◇取組み

寸法や塗装色、固定方式など、装置に合わせたカスタマイズにも柔軟に対応可能。装置構造との組み合わせや既存製品のリニューアルにも対応しており、小ロットや試作段階からの相談も可能。美観と実用性を両立した装置カバーの提供を実現しています。

◇まとめ

装置の第一印象を決める上部カバーには、精密な構造と仕上げが求められます。スチール製の筐体に粉体塗装を施すことで、強さと美しさを両立した製品が完成。設計と現場の両視点から、長く使えるカバーを形にする技術がここにあります。