【製作事例】異径変換ホッパーダクト(角ダクト)の製作|設計から曲げ・接合・仕上げまで一貫対応

今回製作した異径変換部(ホッパーダクト)。断面サイズの異なる開口を滑らかにつなぎます

今回は、断面サイズの異なるダクト同士を接続するための「異径変換部(ホッパーダクト)」の製作事例をご紹介します。写真のように上面を傾斜させて断面を変化させる部材は、展開図の精度と曲げ・接合の技術がそのまま仕上がりに表れる、板金加工の腕の見せどころです。株式会社オーディーケーでは、設計段階からご相談いただくことで、接続先の寸法や気流条件に応じた最適な形状をご提案し、切断から曲げ、接合、仕上げまで社内一貫で対応しています。

製品概要

ホッパーダクト(異径変換部)は、送風機や設備機器と配管ルートの間など、断面サイズが変わる箇所に用いられる接続部材です。急激に断面を変化させると圧力損失や騒音の原因になるため、変換部の傾斜角度や長さの設計が性能を左右します。今回の事例では、矩形断面から一回り小さい矩形断面へ、上面の傾斜で滑らかにつなぐ形状としました。ヘアライン調の美しい表面と、エッジの通ったシャープな折り曲げラインが特徴です。

本事例のポイント

  • 設計段階からの対応により、接続先の寸法・気流条件に応じた変換角度を提案
  • CAD/CAMによる精密な展開設計で、傾斜面を含む複雑な展開形状も高精度に成形
  • レーザー加工機(アマダ製)による高精度な切断で、組み立て時の隙間を最小化
  • フランジ部まで含めた一体的な設計で、現場での接続作業がスムーズ
  • 短納期・小ロット(1点もの)にも対応

想定される用途例

  • 工場設備の換気・排気ダクトの異径接続部
  • 送風機・集塵機と配管ルートの接続
  • 製造ラインの粉体・空気搬送ダクト
  • 厨房・クリーンルームなど美観・清掃性が求められる設備

製作工程

  1. CAD/CAMによる設計・展開図作成(傾斜面の展開精度が仕上がりを左右)
  2. レーザー加工機で高精度に切断
  3. プレスブレーキで曲げ加工し、傾斜面・フランジを成形
  4. 接合(用途に応じてTIG溶接・はぜ折り等を選定)し、強度と気密性を確保
  5. 必要に応じてバフ研磨・ヘアライン処理を施し、美しい仕上がりに

対応可能な仕様

材質ステンレス(SUS304・SUS316)、アルミ、鉄、亜鉛メッキ鋼板
用途換気・排気用角ダクト、異径変換部、ホッパー、集塵ダクトなど
サイズ・形状接続先の寸法に応じてカスタム設計(直管・エルボ・異径変換部)
加工技術レーザー加工・プレスブレーキ・TIG溶接・機械加工
仕上げバフ研磨・ヘアライン処理など

オーディーケーの強み

異径変換部のような「面が斜めに交わる」部材は、展開図がわずかに狂うだけで組み上がりに隙間や捻れが生じます。当社ではCAD/CAMでの精密な展開設計と、レーザー切断・曲げ・接合の社内一貫体制により、図面精度をそのまま製品精度につなげています。既設ダクトへの接続など、現物合わせが必要なケースもご相談ください。

お問い合わせ

ホッパー・ダクトの製作は、1点からの小ロットでも対応可能です。「既設ダクトに合わせた変換部だけ作りたい」「図面がなく現物しかない」といった段階でも、お気軽にお問い合わせください。

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