
角ダクトから長尺テーパーへ変換する特殊構造部品
高温設備や熱交換ライン、特殊排気装置では、材質特性を活かした異種金属構造が求められるケースがあります。本事例は、ステンレス製角チャンバーと銅製テーパー部を組み合わせた異種金属接合ダクトユニットの製作事例です。
角形ボックスから長尺のテーパー形状へと滑らかに変換し、流路を絞り込みながら先端へ導く構造。素材には、耐食性・強度に優れるステンレスと、熱伝導性に優れる銅を採用しています。
対応するご要望
・高温流体に対応できる構造にしたい
・熱伝導を考慮し、一部に銅を使用したい
・角断面からテーパー形状へ変換したい
・見える部分の外観も重視したい
・まずは評価機用に1台から製作したい
これらの条件を踏まえ、ステンレス×銅の異種金属接合構造をご提案いたしました。
製作仕様(参考)
製品名:ステンレス×銅 異種金属接合テーパーダクト
用途想定:
熱交換装置接続部
高温排気ライン変換部
研究設備用流路ユニット
特殊加熱装置用ダクト
材質:
SUS304(チャンバー部)
銅板(テーパー部)
板厚:t1.5〜t2.0
構造:
角形チャンバー
長尺テーパー構造
異種金属接合部あり
全周溶接仕上げ
サイズ感(参考)
全長:約600〜1000mm
角断面:200〜300mmクラス
本事例の特長
銅テーパー部により、熱伝導性を活かした構造設計が可能。
ステンレス部は剛性と耐食性を確保。
用途に応じて役割を分けた材料選定です。
角→テーパー変換により、流体の整流・圧力調整を想定した設計。
異種金属接合部は溶接・接合条件を管理し、強度と耐久性を確保しています。
想定される利用場面
・高温ガス排気ライン
・実験装置の熱制御ダクト
・誘導加熱装置の接続部
・半導体装置の特殊排気ユニット
・エネルギー関連設備の熱流路部品
温度・熱制御を考慮した流路部品として活用可能です。
小ロット・特注対応
本事例は特注仕様での製作です。
1台からの小ロット製作に対応しております。
材質変更、テーパー角度変更、長さ変更、板厚変更など、設計条件に応じた製作が可能です。
ステンレス単体構造や、他金属との組み合わせにも対応いたします。
まとめ
ステンレスと銅を組み合わせた異種金属接合ダクトは、熱特性と構造強度を両立する特殊構造部品です。
流路設計・材料選定・溶接技術を組み合わせることで、用途に応じた最適形状を実現します。
特殊ダクト・異種金属溶接構造の製作をご検討の際は、ぜひご相談ください。
