
中型板金加工で実現する吊り下げ式放熱カバー
制御装置や通信機器など、発熱量の多い機器では排熱対策が不可欠です。
特に装置上部や側面に設置するカバーは、熱がこもらず、かつ点検しやすい構造が求められます。
そこで有効なのが、吊り下げ式放熱機器カバーです。
中型サイズ(W800mmクラス)にも対応可能な板金加工により、放熱性能とメンテナンス性を両立します。
ファンレス設計にも適した自然対流構造で、装置の安定稼働を支えます。
吊り下げ式放熱機器カバーとは
装置上部や壁面から吊り下げて設置するタイプの放熱カバーです。
上面および側面に通気スリットを設けることで自然対流を促進。
内部に熱がこもりにくい構造となっています。
着脱しやすい設計のため、点検や部品交換が多い装置にも最適です。
想定サイズ・仕様(検索対応寸法)
製品名:吊り下げ式放熱機器カバー
参考寸法:
幅(W)800mm
奥行(D)250mm
高さ(H)200mm
※W600〜1000mm、H150〜300mmまでカスタム対応可能
板厚:t1.0〜t2.0
材質:
SUS304HL
SPCC(粉体塗装)
A5052アルミ
構造:
上部吊り金具付き
側面・上面に通風スリット
底面開放または点検口付き
着脱式構造
重量目安:約5〜12kg(仕様により変動)
吊り下げ式放熱カバーの特長
通気スリット構造により自然放熱を促進し、内部温度の上昇を抑制します。
ファンレス環境でも冷却効果が期待できます。
吊り下げ設置のため、装置本体への荷重負担を軽減。
安全性と施工性を両立します。
着脱が容易な構造により、保守・配線作業の効率が向上。
ステンレス、鉄製塗装品、アルミ製など用途に応じた材質選択が可能です。
中型板金加工による安定した強度設計で、産業用途にも対応します。
主な使用例
・通信機器ラック上部の放熱カバー
・制御盤外装の冷却補助フード
・FA設備や半導体装置の上部排熱カバー
・壁掛け端末や検査装置の冷却用ハウジング
加工方法
レーザー加工で母材および通風スリットを形成。
曲げ加工により箱型構造を成形後、吊り金具を溶接固定します。
必要に応じて補強リブを追加し、中型サイズでも剛性を確保。
ヘアライン仕上げや粉体塗装仕上げなど、用途に応じた外観処理が可能です。
設計提案とカスタム対応
排熱要件や設置環境に応じて、
・スリット開口率
・吊り構造
・取付方法
を最適設計します。
W800mmクラスを中心に、中型〜大型サイズまで対応可能。
試作から量産まで柔軟に対応いたします。
まとめ|中型サイズ対応の吊り下げ式放熱カバー
吊り下げ式放熱機器カバーは、排熱性能と点検性を両立する実用的な装置部品です。
W800×D250×H200mmクラスの中型板金加工にも対応し、装置規模に応じた柔軟な設計が可能です。
自然放熱構造と堅牢な板金技術で、安定した機器運用を支えます。
