
90度曲げ・取付フランジ・点検性まで含めたエルボダクトの製作事例
装置内の配管・配線を90度で方向転換しつつ、外観と安全性も確保したいというご相談をいただき、ステンレス製エルボダクト部品を**小ロット(1台)**で製作いたしました。
写真の部品は、箱形のベース部から立ち上がり、上部で大きなRを持つ90度エルボにより側方へ流路を切り替える構造です。加えて、接続先装置に合わせて**角形の取付フランジ(取付穴付き)**を設け、現場での組付けを想定した仕様となっています。
ご相談内容(要望)
本件では、主に次のようなご要望がありました。
・装置内部の配管/ケーブルを90度方向転換して整理したい
・曲げ部は干渉を避けるため、大きめのRで構成したい
・接続先が角ダクトのため、角形フランジで確実に固定したい
・点検や交換があるため、周辺の作業性を損なわない形にしたい
・まずは評価用として1台だけ作り、装置側の取り合い確認をしたい
製作仕様(参考)
製品名:装置内配管・配線用 ステンレス製エルボダクト部品
材質:SUS304(表面は素地仕上げ相当)
板厚:t1.2〜t1.5(用途に合わせて調整)
参考寸法(目安):
全高(H)約250〜320mm
ベース部 幅(W)約150〜200mm/奥行(D)約150〜200mm
接続フランジ部 約120〜180mm角クラス
※寸法は装置仕様により個別設計
構造要素:
・90度エルボ(大R形状)
・接続フランジ(取付穴付き)
・ベース一体構造(下部は箱形で安定)
・溶接組立(外周に連続ビードが見える仕様)
本事例のポイント(写真から読み取れる特長)
・90度の曲がり部が大きなRで構成されており、配線・配管の取り回しを前提とした形状
・接続側は角形フランジ+複数穴で、装置側へ確実に固定できる仕様
・外周の溶接ビードが揃っており、強度優先の堅牢な組立を意識した外観
・ベース部が箱形のため、内部で配線・配管をまとめやすく、装置内レイアウトの整理に寄与
想定される利用場面
・検査装置/計測ユニットの内部配線ダクト
・医療・分析機器の配管・ハーネス保護部品
・装置内で配線経路を変えたい箇所の90度エルボ部
・配管と配線を同一経路でまとめたい装置構成
まとめ
本事例では、装置内の配管・配線を90度方向転換しながら、固定性と作業性も考慮したステンレス製エルボダクト部品を、小ロット1台で製作いたしました。
装置側の取り合い(接続寸法・穴位置・干渉条件)に合わせて、フランジ形状やエルボR、板厚などを調整した個別対応が可能です。評価機・試作段階の1台からでもご相談いただけます。
