
上面開口加工とベース固定を両立した小型筐体の製作事例
装置ユニット収納用として、床・架台に固定可能な、上面開口加工付きステンレス製小型機器筐体を小ロットで製作いたしました。
写真の筐体は、四角箱型のシンプルな構造に、上面へ複数径の丸穴開口を配置。さらに底部にはフランジ付きベースプレートを設け、床や架台へ確実に固定できる仕様となっています。
外観はSUS304の落ち着いた金属質感で、制御装置や計測機器周辺にも違和感なく設置できるデザインです。
ご相談内容
本案件では、以下のようなご要望がありました。
・小型機器を内部に収納したい
・上面からセンサー・ケーブル・コネクタを出したい
・異なる径の部品に対応できる複数開口が必要
・装置振動対策として床固定できる構造にしたい
・評価機のため少量で対応してほしい
これらを踏まえ、開口パターンと固定性を重視した構造で製作いたしました。
製作仕様(参考)
製品名:上面開口加工付きステンレス製小型機器筐体
用途:制御・センサー・電装ユニット収納用
参考寸法(目安)
高さ 約200〜300mm
幅 約250〜350mm
奥行 約250〜350mm
材質:SUS304
板厚:t1.2〜t1.5
構造
箱型一体構造
上面多孔丸穴加工(複数径)
底部固定用フランジプレート
ビス組立式コーナー構造
本事例の特長
上面には大小異なる丸穴を複数配置。
センサー・コネクタ・配管・配線導入など、多用途を想定した構成です。
底部フランジにより、床・架台・装置フレームへ直接固定可能。
振動環境下での使用も考慮した設計となっています。
角部はビス固定構造で、メンテナンスや分解対応も可能。
外観はヘアライン相当の仕上がりで、意匠性も確保しています。
想定される利用場面(仮説)
・工場ラインに設置される小型センサーボックス
・検査装置の信号分配ユニット収納箱
・医療・分析機器の補助電源ボックス
・通信機器の中継ボックス
・FA設備のI/O端子収納ケース
上面開口から直接機器を露出させる構成や、
内部に基板・端子台を組み込む構成などが想定されます。
まとめ
本事例では、上面多孔開口+床固定フランジ構造を備えた小型ステンレス筐体を製作いたしました。
コンパクトでありながら、固定性・拡張性・外観品質を両立した仕様です。
開口パターンや寸法変更など、用途に応じたカスタムにも対応可能です。
小ロットや試作段階からのご相談も承っております。
