作業性と排水性を両立 傾斜トップ機器カバーで装置上部をスマートに保護

傾斜トップ機器カバーとは

制御盤や検査機器、食品・医薬分野の装置においては、機器の上部にゴミや液体が溜まらない構造が求められます。
そのような現場の衛生性や安全性を確保する手段として有効なのが、「傾斜トップ機器カバー」です。

上面に傾斜を持たせることで、水分や埃が自然に流れ落ち、清掃性の向上が期待できます。あわせて視認性や作業性にも配慮でき、装置上部の保護と機能性を両立する構造として、さまざまな分野で採用が進んでいます。

傾斜トップ機器カバーの概要

傾斜トップ機器カバーは、機器や装置の上部に設置する板金製のカバーです。
上面に一定の角度を設けることで、異物の堆積を防ぎ、排水性や視認性を確保します。

清掃や点検作業時の負担軽減にもつながり、水回りの環境やクリーンな作業空間にも対応可能な構造です。

製品詳細

製品名:傾斜トップ機器カバー
材質:SUS304HL(ヘアライン仕上げ)、A5052アルミ、SPCC粉体塗装
※用途に応じて選択可能

寸法例:W600×D500×H200〜H300(傾斜角度付き)

構造:
一体曲げ構造またはTIG溶接構造
背面または側面に固定用穴を設置
内部補強対応可

特長

傾斜面構造により、液体や埃の堆積を防止し、衛生性の向上に寄与します。
高剛性設計により、振動や衝撃に対する耐久性も確保しています。

ステンレス、アルミ、スチール塗装など、用途に応じた素材選択が可能です。
外観にも配慮し、ヘアライン仕上げなど意匠性の高い仕上げにも対応できます。

作業者の安全性や清掃性に配慮した形状設計も特長の一つです。

使用例

食品工場や医療機器に設置される制御盤カバー
クリーンルーム対応装置の上部保護カバー
屋外制御装置や配電盤の防滴対策用カバー
検査装置・分析装置の天面保護パーツ

加工方法

レーザー切断後、傾斜角度に合わせた精密な曲げ加工を行います。
構造や用途に応じて、TIG溶接またはビス固定に対応可能です。

仕上げは、ヘアライン研磨、バフ仕上げ、粉体塗装などから選択いただけます。
また、用途に応じた開口加工や内部補強にも対応しています。

取り組みについて

現場環境や装置仕様に応じて、傾斜角度、材質、開口位置などのカスタマイズが可能です。
単品試作から複数台のロット生産まで、柔軟に対応しています。

ヒアリング段階から図面作成、設計提案まで一貫して対応し、実際の使用環境を考慮したご提案を行っています。

まとめ

傾斜トップ機器カバーは、衛生性・安全性・外観品質のすべてが求められる現場に適した筐体部品です。
多様な素材や仕上げに対応できる柔軟性と、高精度な板金加工技術により、装置全体の付加価値向上に貢献します。