
分析装置メーカー向けのアルミカバー製作では、高精度なTIG溶接技術が求められます。特にアルミは溶接時に歪みが発生しやすく、精密な加工技術が必要です。当社では、板厚t=1.0mmのアルミ素材(500×250mm)に対し、TIG溶接を用いた美しい仕上がりと高い強度を実現します。
◇TIG溶接とは?
TIG(Tungsten Inert Gas)溶接は、不活性ガスを使用した精密溶接技術で、特にアルミやステンレスの薄板溶接に適しています。スパッタ(溶接時の火花)がほとんど発生せず、綺麗なビード(溶接跡)を形成できるため、外観品質が重視される部品にも最適です。
◇製品詳細
– 材質:アルミ(t=1.0)
– サイズ:500×250mm
– 加工方法:TIG溶接・角度曲げ
– 対応設備:TIG溶接機(パナソニック 350)、プレスブレーキ(アマダ HG1003ATC)
◇特長
– TIG溶接による高品質な仕上げ
– 薄板アルミでも歪みを最小限に抑制
– 強度を確保しつつ、美しいビードを形成
– 角度曲げとの組み合わせで精密加工を実現
◇使用例
– 分析装置のアルミカバー
– 精密機器の外装部品
– 研究機関向け試験装置の構成部品
◇加工方法
まず、レーザー加工機でアルミ板をカットし、プレスブレーキを使用して角度曲げ加工を施します。その後、TIG溶接機を用いて接合部を美しく仕上げ、精密な仕上がりを確保します。
◇取組み
当社はアルミのTIG溶接技術に特化し、特に薄板溶接において高い品質を維持しています。アルミの溶接は技術の差が顕著に出る工程ですが、経験豊富な職人が丁寧に仕上げ、美観と機能性を両立した部品を提供いたします。
◇まとめ
TIG溶接による高品質なアルミカバー製作ならお任せください。分析装置メーカー向けに、精密な溶接と角度曲げ加工を組み合わせた高精度な製品を提供します。試作や量産のご相談も承りますので、お気軽にお問い合わせください。