表面処理

手術用具ケース製作で差をつける!キズゼロ管理と精密品質の秘密

表面処理

医療用手術用具ケースは、厳格な品質基準を満たさなければなりません。特に表面のキズ管理は重要であり、医療現場ではわずかな欠陥も許されません。今回ご紹介するケース製作では、徹底したキズ管理と高い技術力が活かされています。

◇仕様

  • 素材:アルミ
    ステンレス
  • ロット:1~100個
  • 精度:±0.5mm程度

◇手術用具ケースとは?

手術や医療処置に必要な器具を収納・保護するためのケースです。アルミ製のケースは軽量でありながら耐久性が高く、耐熱性と表面仕上げが重要なポイントになります。

◇製品詳細

– 素材:アルミ(板厚1.5mm)
– サイズ:40×20×10(cm)
– 加工内容:レーザー加工、プレスブレーキ曲げ、カシメ(リベット接合)
– 表面処理:耐熱アルマイト、耐熱シルク印刷
– 特注仕上げ:表面キズの徹底管理

◇特長

– キズ防止対策を徹底:加工から組立まで、専用保護シートを使用して搬送中のキズを予防
– 精密な寸法管理:レーザー加工機を使用し、部品寸法の精度を±0.1mm以内に抑制
– 耐熱アルマイト処理により長期使用でも美観が保たれる
– 仕上げ時に全品検査を実施し、外観・機能の双方を保証

◇使用例

– 医療用器具の滅菌後保管ケース
– 手術現場での器具搬送用ケース
– 精密機器の保護・収納ケース

◇加工方法

アルミ板材に対し、まずアマダ製のレーザー加工機で正確なカットを実施。その後、プレスブレーキで曲げ加工を行います。組立時にはカシメ加工を用い、接合部に緩みがないことを確認。加工工程では常に保護フィルムを使用し、表面にキズが付かないよう配慮しています。

◇取組み

キズ管理を徹底するため、各工程ごとに検査員が外観を確認。作業場には防塵対策も施しており、微細な異物による表面ダメージも防いでいます。スタッフ全員が製品の品質に対する高い意識を持ち、常に丁寧な作業を心がけています。

◇まとめ

医療現場で信頼される手術用具ケースの品質は、確かな技術と丁寧な管理作業によって支えられています。耐熱性・耐久性に優れたアルミケース製作をお考えの方は、ぜひご相談ください。