異種素材

異種素材との組合せで広がるキャビネット設計の可能性

異種素材

◇異種素材との組合せで広がるキャビネット設計の可能性

ステンレスキャビネットは、他素材と組み合わせることで機能性・コスト・意匠性のバランスを高めることができます。すべてをステンレスで製作するのではなく、適材適所で異種材料を活用することで、より実用的な筐体設計が可能になります。

◇よく使われる異種素材とその特徴

・アルミ:軽量化や放熱性の向上に有効。ヒートシンク部品に採用される
・樹脂:扉の取っ手やパッキン材、窓部の透明パネルに最適
・鉄(SPCC、SECC):内部骨組みに使用し、コストダウンが可能
・ガラス・アクリル:モニター部や点検窓として視認性を確保

◇組み合わせる際の注意点

・電位差による電食(異種金属腐食)対策として絶縁処理を行う
・接着剤やビスの材質にも配慮し、長期使用での剥離・錆を防止
・機能部品(ファン、ヒンジなど)の互換性を事前に検証する

オーディーケーでは、異種材料の組み合わせによる試作・設計支援も行っており、見た目の美しさと機能性を両立した提案が可能です。