
◇排熱設計の基本!ステンレス筐体で機器を守るために
電子機器や制御盤を収納するステンレスキャビネットでは、「排熱設計」が極めて重要です。放熱が不十分だと内部温度が上昇し、機器の誤作動や寿命短縮の原因となります。適切な通風設計や冷却手段の選定が不可欠です。
◇排熱設計の基本ポイント
・通風孔の配置:熱源の上部や背面に配置して自然対流を促進
・パンチングパネルやルーバーの活用で放熱と防塵の両立
・ファンの追加で強制排熱(吸気・排気のバランスが重要)
・ヒートシンクや放熱シートで接触放熱を補助
◇注意点
・防水性が必要な場合は通気部に防塵防水フィルターを装着
・結露を防ぐために温度差や空気循環も考慮
・粉塵環境ではファンレス構造や密閉型を検討
オーディーケーでは、筐体内の使用温度をシミュレーションしながら、最適な排熱構造を提案。見た目と性能のバランスを両立した設計を提供しています。