
◇ステンレスの複雑な曲げ加工も短納期・高品質!最新設備と一貫生産で実現
ステンレスの板金加工において、複雑な形状や高い寸法精度が求められる案件は少なくありません。従来は作業者の経験と勘に頼る部分が大きく、特に小ロットや試作案件では、段取り替えの効率化と加工精度の維持が大きな課題でした。
しかし、自動ベンディングソフトと最新のプレスブレーキ設備を導入することで、これらの課題は大幅に改善されます。私たちは、高精度かつ効率的なステンレス曲げ加工でお客様のニーズにお応えします。
◇HG1003ATCがもたらす革新
HG1003ATCとは?
HG1003ATCは、アマダ製の先進的なプレスブレーキです。最大の特徴は、自動ツールチェンジャー(ATC)を搭載している点にあります。これにより、多品種少量生産における段取り替えの時間を劇的に短縮し、複雑な形状でも安定して高い寸法精度での曲げ加工を実現します。
◇製品詳細
- ・ステンレス材サイズ: 400×300×300
- ・切断: レーザー複合機 LC-2012C1NT
- ・エッジ処理: バリ取り機 ME-2308
- ・曲げ加工: プレスブレーキ HG1003ATC
- ・接合: YAGレーザー溶接 PLS-P40
◇当社の強み
HG1003ATCと自動ベンディング技術の組み合わせにより、お客様に以下のメリットを提供します。
- ・自動ベンディングソフトによる高精度加工: 経験に依存せず、常に安定した精密な曲げ加工が可能です。
- ・ATCで段取り時間を大幅短縮: 多品種少量生産や急な仕様変更にも迅速に対応します。
- ・薄板から厚板まで幅広い対応: 多様なステンレス材の加工ニーズにお応えします。
- ・切断から溶接、仕上げまで社内一貫工程: 品質管理を徹底し、安定した製品を提供します。
◇豊富な加工実績と対応事例
当社のステンレス板金加工は、様々な分野で活用されています。
- ・医療機器の外装部品・筐体
- ・食品加工設備用フレーム・架台
- ・産業用機械カバー・制御盤筐体
- ・精密機器の外観パネル
少ロットの試作から多品種案件、量産まで、柔軟に対応可能です。
◇高品質を支える加工フローと取り組み
加工方法
- ・形状カット: レーザー複合機で精密に形状を切断します。
- ・エッジ処理: バリ取り機で安全かつ高品質な仕上げを行います。
- ・曲げ加工: HG1003ATCで高精度な曲げ加工を実施します。
- ・組立・接合: 必要に応じてYAGレーザー溶接で堅牢に接合します。
- ・最終仕上げ: 最終的な仕上げまで全て社内で一貫して行います。
◇当社の取り組み
CAD/CAMシミュレーションを活用し、加工工程を徹底的に最適化しています。これにより、無駄を排除し、効率的な生産体制を構築。試作や少ロット生産においても、短納期と高品質を両立させています。お客様の急なご要望にも柔軟に対応できる体制です。
◇まとめ
ステンレスの複雑な曲げ加工は、HG1003ATCと自動ベンディング技術、そして社内一貫生産体制によって、短納期かつ高品質で実現可能です。経験豊富な職人の技術に加え、最新設備と自動化技術を融合させることで、これまでの課題を解決し、お客様の多様なニーズにお応えします。
小ロットや試作案件でお困りの方も、ぜひ一度ご相談ください。