
TIG溶接とレーザー切断技術を組み合わせた精密加工で、ステンレス・アルミ・鉄など各種金属のフレームや架台を高品質に仕上げます。歪みを抑えた美しい溶接と高級感のある仕上がりが特長で、試作・小ロットにも柔軟に対応します。
◇TIG溶接とは?
TIG溶接は、アーク制御が非常に精密で、仕上がりの美しさと強度を両立できる溶接技術。特にステンレスやアルミの薄板溶接に適しており、低歪み・高精度な接合が可能です。
◇対応素材・設備
- ・対応材質:
ステンレス(SUS304, SUS316)/アルミ(A5052, A6061)/鉄(SS400, SPCC) - ・設備:
TIG溶接機(パナソニック製デジタルインバーター)
レーザー加工機(アマダ クアトロ)
プレスブレーキ(アマダ HG1003ATC)
◇製品例:ステンレス角パイプフレーム
- ・材質:SUS304HL
- ・サイズ:1500×700×200mm/板厚:t2.0
- ・加工方法:レーザー切断+曲げ加工+TIG溶接+ヘアライン仕上げ
- ・仕上げ:ヘアライン(HL)処理による高級感ある外観
◇特長
- ・レーザー切断で高精度な接合準備が可能
- ・TIG溶接で美しい仕上がりと強度を確保
- ・曲げ加工による精密な形状再現
- ・ヘアライン仕上げで製品に上質感を演出
- ・試作・小ロット生産にも迅速対応可能
◇主な使用例
- ・産業機械のフレーム/筐体
- ・医療機器のステンレス架台
- ・建築用の装飾フレーム/アルミパネル
- ・店舗什器・デザイン什器
◇加工工程の流れ
- 1.レーザー切断:アマダ製加工機で高精度カット(穴開け・ジョイント形状など)
- 2.曲げ加工:プレスブレーキにより正確な角度で成形
- 3.TIG溶接:寸法・歪みを管理しながら精密に接合
- 4.表面仕上げ:必要に応じてヘアライン・バフ研磨などに対応
◇取組み・体制
- ・多品種・小ロット対応を強みとし、短納期にも柔軟に対応
- ・設計支援から組立まで一貫対応可能
- ・加工品質を保ちながら、コスト効率の良い製造体制を構築
◇まとめ
高品質なTIG溶接とパイプレーザー加工の組み合わせで、角パイプ製品を美しく高精度に仕上げます。
ステンレスやアルミなど、**意匠性・機能性の両立が求められる製品に最適です。**試作・小ロット・短納期などのご相談もお気軽にどうぞ。