
箱形状の板金加工にレーザーで追加工、これができると作業がぐんと楽になります。複雑な穴明けや切り欠きが必要なときでも、レーザーなら簡単に美しく加工が可能。以前は手作業で行っていた工程も、今は高精度なレーザー技術を使って短時間で終わらせることができます。最初にこの技術を導入したときは、感動でした!
◇箱形状の板金にレーザー追加工とは?
箱形状の板金にレーザーを使って、後から穴明けや切り欠きを施す技術です。アマダ社製のレーザー加工機を使用することで、薄い板金でも変形することなく、きれいに加工できます。レーザーの利点は、手が届きにくい部分や複雑な箇所にも正確なカットが可能な点です。
◇使用例
・ 配電盤や機械筐体のパネル加工
・ 電子機器のカバーやケースの穴明け
・ 精密機械用のハウジング加工
・ 建築用の配線ボックスや設備ケース
◇加工方法
箱形状の板金に対しては、アマダ製の「LC-2012C1NT」レーザー加工機を使用。特にレーザーによるパンチング技術を併用することで、穴明けや切り欠き部分も高い精度で加工が可能です。薄板のステンレスやアルミニウムにも対応し、板金全体の強度を保ちながら美しい仕上がりを実現します。レーザーだからこそ、歪みのない仕上がりが実現できるんです。
◇取組み
板金加工の際は、常に精度とスピードを両立することを目指しています。特に箱形状の板金は、追加工による強度低下が懸念されるため、レーザー加工を活用して精度を保ちつつ、短時間で対応できるよう努力しています。また、お客様のご要望に沿った柔軟な設計対応も可能で、複雑な形状や特殊な加工にもチャレンジしています。
◇まとめ
箱形状の板金にレーザーで追加工を施すことで、複雑な穴明けや切り欠きも簡単に実現できます。スピーディーかつ高精度な加工技術で、どんなに細かなご要望にも対応いたします。次回の板金加工では、ぜひレーザー加工の力を試してみてください!