アルミステンレス加工

複雑形状のアルミカバー加工に強み!レーザー・溶接技術で高精度を実現

アルミステンレス加工

アルミ製品は軽量かつ強度が高いことで、様々な分野で採用されています。しかし、複雑な形状を持つアルミカバーを高精度に加工するには高度な技術が求められます。特に、アルミは熱による歪みが発生しやすいため、加工には専用設備やノウハウが不可欠です。

◇業界

ロボット
医療機器

◇仕様

  • 素材:鉄
    アルミ
    ステンレス
  • ロット:1~100個
  • 精度:±0.5mm程度

◇アルミカバーとは?

1ミリの薄板アルミを使用したカバーは、軽量性と加工のしやすさから、電気機器や産業機械、さらには自動車部品などにも利用されています。しかし、その薄さゆえに溶接や曲げ加工での技術的な課題が多い製品です。

◇製品詳細

– 素材:アルミ板(厚み1ミリ)
– 加工設備:アマダ製レーザー加工機(LC-2012C1NT、クアトロ)、NCプレスブレーキ(HG1003ATC、RG35NC9EX)
– 溶接設備:TIG溶接機(パナソニック製)、スポット溶接機(アマダ製)
– 主な加工方法:レーザー切断、プレス曲げ、TIG溶接、スポット溶接、R曲げ加工

◇特長

– アルミ専用レーザーによる高精度な切断(厚み6ミリ以下対応)
– TIG溶接による美しい仕上がり
– プレスブレーキによる複雑なR曲げにも対応
– 多品種少量生産に適したフレキシブルな設備

◇使用例

– 工業用機器の保護カバー
– 自動車部品の外装カバー
– 電子機器の筐体部品

◇加工方法

まず、CAD/CAMシステムで製品図面をもとにレーザー切断用のデータを作成。次に、レーザー加工機を使用してアルミ板を切断。さらに、NCプレスブレーキで形状を成形し、必要に応じてTIG溶接やスポット溶接を施します。最終的にR曲げを行い、製品を仕上げます。

◇取組み

加工精度を向上させるため、定期的に設備の保守点検を実施。また、現場スタッフが溶接や曲げ加工の技能資格を取得するなど、技術力の向上にも力を入れています。

◇まとめ

アルミの複雑形状加工をお探しなら、ぜひご相談ください。短納期対応やコストダウン提案も可能です。確かな技術と経験で、品質の高い製品をお届けいたします。