コーナー面取り・2層構造・多開口に対応した複合形状筐体の製作事例

コーナー面取り・2層構造・多開口に対応した複合形状筐体の製作事例

コーナー面取り・2層構造・多開口に対応した複合形状筐体の製作事例

本事例は、亜鉛めっき鋼板製・2層複合構造の機器収納筐体の製作例です。

下段にコーナー斜め面取りを施したベース部、上段にオープンフレーム構造を組み合わせた複合形状で、単純な箱型では対応できないレイアウト要件に対応しています。

各部において、
・コーナー斜め面取り形状の曲げ精度
・上下2層構造の組立直角度・平行度 ・大径丸穴・長穴・角穴の位置管理
・多数タップ穴の精度と配列
・各パネルの組立後における歪み・ねじれの抑制
など、複合形状筐体としての寸法精度と剛性が求められる製品です。

産業機械・検査装置・自動化設備などのベース筐体や内部フレームとして使用されることを想定しています。


想定される利用シーン

本構造から、以下の用途が考えられます。

・産業機械・自動化設備のベース筐体
・検査装置・測定器の本体フレーム
・モーター・ポンプ類の搭載ベース
・制御ユニット・電源ユニットの収納フレーム
・ロボット周辺設備の架台
・ベース構造 ・試作装置・研究設備の内部フレーム

コーナー面取り構造により、周辺配線・配管の取り回しスペース確保や、作業者の安全性向上にも寄与します。


製作仕様(参考)

製品名:亜鉛めっき鋼板製 コーナー面取り・2層複合形状筐体

材質:SECC(電気亜鉛めっき鋼板)またはSGCC(溶融亜鉛めっき鋼板)

加工内容:レーザー加工/曲げ加工/溶接またはビス組立/タップ加工

構造:下段コーナー面取りベース+上段オープンフレームの2層組立構成

板厚:t1.6〜t2.3程度

仕上げ: ・めっき素地(亜鉛めっき素地) ・粉体塗装対応可 ・ウレタン塗装対応可

参考サイズ例: ・高さ:約400〜700mm ・幅:約400〜700mm ・奥行:約400〜600mm

※搭載機器・設置条件に応じて設計変更可能


技術的ポイント

・コーナー斜め面取り形状の曲げ加工による形状再現性の確保
・上下2層構造の組立精度管理(直角度・平行度)
・大径丸穴・長穴のレーザー加工による高精度開口
・多数タップ穴の位置精度と配列均一性
・複数パネルの組立後における歪み・ねじれの抑制
・亜鉛めっき素材の活用による防錆性と加工性の両立

コーナー斜め面取りは通常の90°曲げとは異なる展開計算が必要なため、設計段階での精度管理が重要なポイントとなります。


カスタム対応について

以下のような仕様変更が可能です。

・コーナー面取りサイズ
・角度の変更
・上下層の高さ比率
・構成変更
・大径穴・角穴・長穴の位置・サイズ変更
・タップ穴仕様・配列の変更
・板厚変更(t1.2〜t3.2程度)
・ステンレス・アルミへの材質変更
・粉体塗装・焼付塗装仕上げ対応
・扉・カバーパネルの追加
・アジャスター脚・キャスター取付対応

搭載機器の配置や配線・配管の引き回し条件に合わせた設計調整にも対応可能です。


よくあるご相談

・既製筐体では形状
・寸法が合わない
・コーナーを面取りした特殊形状で製作したい
・2層・多段構造の筐体を一括で製作してほしい
・防錆性を確保しながらコストを抑えたい
・試作段階から設計相談したい

搭載機器の仕様・設置環境・配線条件を確認しながら、加工性・組立性・コストを考慮した構造をご提案いたします。


小ロット・試作対応

本製品は1台から製作可能です。

試作機・設備開発・治具用途など、複合形状の小ロット案件にも柔軟に対応しております。


まとめ

コーナー面取り・2層構造・多開口を組み合わせた複合形状筐体は、 設計の自由度が高い反面、各部の加工精度と組立管理が品質を大きく左右します。

亜鉛めっき鋼板を採用することで防錆性とコストを両立し、 産業設備・検査装置のベース構造として安定した機能を発揮します。

既製品では対応できない形状・構成にも柔軟に対応可能です。 まずは搭載機器と設置条件からご相談ください。

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